FCPEVとCPEVの違いについて
FCPEVは、「着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」といい、主として構内通信回線などに使用することを想定し、日本電線工業会規格JCS5402で規格化されています。
CPEVは、「市内対ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル」といい、主として電力保安通信用や市内通信用回線に使用することを目的にJCS5224で規格化されています。
一見、品名記号は似ていますが、名称や用途が違うため、ケーブルの構造も違います。
FCPEVは、CPEVに比べ、絶縁体やシースの厚みがやや薄く、細径化、軽量化が図られています。また、線心の識別もFCPEVは全線心着色識別に対し、CPEVはトレーサ識別になっています。
詳細については、工業会規格又は各社カタログ等を確認ください。FCPEVが規格化される1994年以前は、規格化されたポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルといえばCPEVが主であったため、構内通信設備でも公共施設等の工事においては、CPEVが指定されていました。現在では、FCPEVが、構内通信設備の通信ケーブルとして広く認知されていますが、一部の公共設備関連の工事では未だにCPEVが指定されている場合もあるので、この場合は、CPEVを使用する必要があります。
通信用ケーブルの最大使用電圧・最大使用電流について
通信・計装用ケーブルは、電気設備技術基準第237条に定める小勢力回路用のケーブルです。
小勢力回路用の使用電圧・電流区分は、次のとおり定められています。
| 使用電圧 |
最大使用電流 |
| 15V以下 |
5A |
| 15V~30V以下 |
3A |
| 30~60V以下 |
1.5A |
高強度MIL光ケーブルって?
弊社の高強度MIL光ケーブル及び難燃高強度HS-FR光ケーブルは、その強靱さと柔軟性に特長があります。製品名にある「高強度」とは、MILの記号からも察せられるように、もともとは、米国の軍用規格に基づくスペックの製品でした。そして、製品カタログに掲載の写真のとおり、「戦車のキャタピラに踏みつけられてもファイバーが断線しない」、というほどの強靱さが最大の特長であります。この高強度のおかげで、従来のようなケーブルの金属保護層を必要とせずに、ビルや工場などの通信ネットワークシステムの配線で、優れた施工性を発揮し、お客様の好評を得ています。