NEW VALUENIHON ELECTRIC WIRE & CABLE Co.,LTD.
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FAQ(その他一般・共通事項)

NHとEMの記号と仕様の違いについて

NHの記号は、「高難燃ノンハロゲン」を意味し、EMの記号は、「エコマテリアル及び耐燃性」を意味します。EMケーブルは、従来の塩ビ電線の構造を変えることなく、塩ビの代わりに「ハロゲン及び重金属を含まない」耐燃性ポリエチレンを使用したものをいい、火災発生時の安全性を確保する目的で開発されたノンハロゲンケーブルを前身としています。従って、仕様に関しては、NH、EM共にハロゲンフリー仕様ですが、最も大きな性能上の違いは、難燃特性にあります。対応する難燃性試験で比較すると、NHは垂直トレイ難燃試験に対応する高難燃仕様ですが、EMは一般の塩ビ並の自己消火性を有し、JISC3005に規定する難燃(傾斜試験)に対応します。
難燃性試験方法につきましては、ホームページ又は総合カタログの技術資料のページを参照ください。

ループ抵抗とは?

ループ抵抗とは、回線の往路と帰路を合わせた導体の抵抗値のことです。通常、製品カタログ等に記載されるメタルケーブルの導体抵抗値(Ω/km)は、線心1本のkm当たりの抵抗値(Ω)を示すため、回路の往復線路で考えた場合、その約2倍となります(Ω/Loop km)。また、同軸ケーブルの場合は、内部導体と外部導体の抵抗を合わせた値となります。

化学トリーとは?

化学トリーとは、化学工場の廃物などに含まれる硫化物が、敷設ケーブルのポリエチレン絶縁体などを透過し、導体の銅と反応して硫化銅を形成し、それがポリエチレン層を押し広げるようにトリー状に成長する劣化現象です。(写真参照)現象としては、変色(黒変)、機械的強度の低下、絶縁抵抗の劣化などが上げられます。対策としては、ケーブルの敷設ルートの変更等による外的要因を取り除くことが最適であるが、これらが困難な場合のケーブルへの対応としては、アルミニウムシースなどの金属シースの使用などが有効です。
トリーの成長したPE絶縁体断面(左から×20倍、×50倍)